伝説の場所へ行ってみよう。

日本に伝わる伝説を、ぼちぼちと紹介します。ネットを使ってその場所へ、一緒に旅をしよう。

3 伝説の場所へ行ってみよう。

chyabinです。時々、地名で太間(たいま)と言う場所をみます。実は絶え間(たえま)が転じた物で、その場所辺りで昔に生贄があったと言うことを聞いた事があります。昔の人の感覚は、現在の私たちの感覚では理解しがたい事が多いです。例えば漢字。今から約3200年前に中国でうまれたこの文字は、よくよく知ると実は怖いものが多い。方と言う字は、横にわたした木に吊るした死者の字形です。悪霊を祓うために、村の境界に吊るしておいたのです。道と言う字は、道を歩く時に、魔除けの為に異族の首をはねてぶら下げて歩いたからだとか。

小山鉄郎著 白川静さんに学ぶ 漢字は怖い と言う本に詳しいです。

それでは、今日は思わず「おいおい」と言いたくなるような伝説を紹介します。

歯むき坂

北村の北の方に栗谷と言う坂がある。

昔は六十歳を越えると、その老人を背負ってきてここに頭首だけ出して埋めて帰ったと言う。後になって行ってみると、歯をむき出して死んでいた。それよりここを歯むき坂と言うと。

旅伝 六

鳥取県八頭郡西郷村河原町

谷こかし

昔、六十歳になると谷から落として死なせたと言う言い伝えがある。

愛知県設楽郡振草村神田 現設楽町

六十落

六十歳を過ぎるとここに落としたと言い、元古井戸のようなものがあり、また石蓋があり、周囲に老松が多い。あるいはその古葬所かもしれない。また人落としと言って、昔、六十二歳に限りすてたという処もある。

高原旧事

鳥取県日野郡八郷村 西伯郡岸本町

伯耆

ねこ落

柞原八幡宮の付近に、ねこ落としと言う処がある。継母が子供をおんぶして歩き、子供が眠ると落とすといったが、寝てしまったので子落としの名が出たと言い、また昔、猫を捨てた処とも言い、ここに猫を捨てると決して帰らなかったと言う。

豊後伝説集

大分県大分郡八幡村大分市